日々暮らしている中で「うぉ〜!!」とか「そうだったのか!!」とか、色々と思ったりする。
『目からウロコ』 『戦慄して鳥肌』ってやつだ。 人によっては鼻くそぷぅ〜位の事であったとしても、私に取っては『ウロコと鳥肌』物であったりするのだ 私個人の認識の薄さ(ウスラ)と、常識のなさ(トンカチ)のお披露目ではあるが、自分の言葉でこんな風に理解したのだと笑ってやって下され〜。 そして、「い〜やもっとこんなにウロコだ」とか「その鳥肌ちょっと待て!」とか、教えていただけたら幸いです。 では、 『ウロコと鳥肌(その1)』 魚に付いてる代表的な寄生虫「アニサキス」 生きたまんま食べちゃうと、胃の壁を中から喰い破り、悶絶死(?)するという大変ポピュラーであり、ちょっと嫌な虫である。 この虫の害を遠ざける為、火を通して食べることがよりよろしい。 が、 日本人は生が好き♡ そう!刺身 WE LOVE SASIMIである。 もちろんどの魚にもくっついてるわけではナイ。 彼等にだって好みや相性があるのだから。 北海道の先住民の代表的な料理に「鮭のルイベ」がある。 冬、雪に閉ざされる生活をする彼等の生食で得られるビタミン、ミネラルは不可欠であった。 (アラスカのエスキモーも同じだね) しかし、捕ってきた鮭をそのまま食べるのでは無く、一度冷凍してから食べる。 これが「ルイベ(凍り)」 シャリっとした処を薄づくりにし、自然解凍しながらさながら食す。 ん〜〜っまい。 素敵な領土料理でアル。 遠洋からはるばる帰ってきた鮭には、たくさんの虫達も住んでいる。 やはり恐いのは「アニサキス」だろう。 アニサキスは摂氏0度で息絶える。 そうなのだ。 「ルイベ」(凍らす)は「アニサキス」撃退方法なのだ。 これで、みんなが安心して美味しい鮭を食する事が出来るのでアル。 いったいどれほどの人が悶絶死したか解らないが、 それを理解した上でより美味しくいただける事に心より感謝しよう。 もうひとつ。 「大きなイカは刺身で食べては行けない」 と、いう言い伝え(?)もある。 これももちろん「アニサキス」の為でアル。 白いイカの身に白い「アニサキス」大変解りずらい。 しかも凍らして、、、、? なんだかピンとこないもんがある。 大きなイカ。 もちろんなまで食べたい!!! ココにもすばらしい撃退方法があった。 『イカそうめん』 である。 何故イカの刺身は「イカそうめん」といわれ、あんな形状をしているのか!!! 美しさや、喉越しの良さ、ダケではナイ。 「安全」が加わってなければならない。 そうなのだ。 〜虫まで細切り〜 これで、私やあなたの胃を喰い破られる心配がずいぶん減った。 あ〜あ。よかった。一件落着である。 また美味しく頂く事が出来る。 「言われ」や「言い伝え」余りにも奥が深く、こんなにも身の回りの所にある。 笑い事ではなく、命の統計学だ。 ありがた〜く有効に使わせて頂きます。
by buumi
| 2004-02-06 12:12
| ぢぶん事
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