風が気持ちいい月曜日の朝mioさんの出勤時間10分前ブランカは逝った
昨晩のブランカの様子はいつもと少し違っていた とにかく くっついていた mioさんに 私に 順繰り順繰り ウトウトするとドシンっ 上手に動かない身体で体当たりする そして ハァハァハァハァ熱い息使いと生暖かいよだれ ハイハイ。。。。。。って頭をなでる その繰り返しの中 ブランカは私の腕枕の中で朝を迎えた mioさんは出勤の準備をしてる 鳶色の瞳がうつろに揺れていた こんなことは初めてだった 慌ててmioさんを呼んだ mioさんが走り寄った そしてシュュ〜〜〜〜と目をつむった 呼吸音が小さくなって とっくんとっくん感じていた心臓の鼓動もスイッチを切ったようにしなくなった ぐっすり眠ったんだ 引き潮の時間ばかりが不安だった 大好きな人はみんな引き潮の時間に逝ってしまったから 菜の花が咲いている時期が不安だったんだ 大好きな人はみんな菜の花が咲いている季節に逝ってしまったから ブランカは違った 大潮の超満潮絶好調時間だし 河原に菜の花なんか咲いちゃいないし バカブランカ 変だよ ブランカ こんなにも寝顔がやさしい狼 世界で一番素敵な狼 あんたみたいに素敵な狼 何処を探したっていないよ 自慢の狼だよ ブランカ大好きだよ ブランカ大好きだよ ブランカ大好きだよ ブランカ大好きだよ ずっとずっと大好きだよ ブランカは、私を mioさんを buumi家を幸せにしにやって来た狼の格好した天使なんだよ
by buumi
| 2006-08-07 23:41
| ブランカ
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